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楽しく仕事をしている人の5つの共通点

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日経WOMAN別冊「仕事が楽しい!100人のヒミツ」に、副業に関する法律編で取材協力をさせて頂きました。

そのご縁で本誌を眺めていたら、20代から60代までのキラキラした女性たちが登場。働き方や仕事術、日頃からの習慣、スキルアップの方法などいろいろと紹介されています。

シングル、DINKS、お子さんのいる方、家族の介護されている方……様々な女性たちが、様々な仕事をしながら現実と向き合っている。ページに映し出される姿は、ごく断片的なものに過ぎませんが、たくさんの女性たちが地に足を付けて仕事をしていることが誇らしいような、嬉しい気持ちになりました。

そして、徹底取材で分かった楽しく仕事をしている人の5つの共通点について紹介されていたので、シェアさせていただきます。

【楽しく仕事をしている人の共通点】

1.人の力を借りることをためらわない

2.小さくても大きくても挑戦を続けている

3.疲れたときにパワージャージする術がある

4.自分の弱点も知っている

5.未来視点で勉強をしている

共通点から考えたこと

これらは、うまく仕事をしている人にも、人生を豊かに過ごしている人にも言えることです。

人の力を借りることをためらわないことが筆頭に挙げられていますが、ひとりで背負いこまないことがあらゆる壁を突破するカギになるということでしょう。

女性はとかく真面目で、自分でも気づかないうちに頑張りすぎてしまうところがあります。

適度に肩の力を抜くこと、強弱のポイントをつけてうまく対処していくことが仕事を続けていく秘訣かもしれません。

さらに、楽しく仕事をしている人は、挑戦&勉強しているという点にも注目したいところです。

特に感じるのは、女性は必ずしも仕事に直結することばかりにとらわれて学ぼうとしているわけではない、ということ。興味のあることへの探求心、知的好奇心に対して純粋で、人生をより良く過ごしたい、楽しみたいという想いが強くあるのではないでしょうか。

「生涯学習に関する世論調査」では、学習した理由として、男性では「仕事において必要性を感じたため」が最も多い(40.9%)のに対し、女性では「人生を豊かにするため」及び「家庭や日常生活に生かすため」が最も多い(38.5%)結果*となっています。

*2018年に内閣府が実施した「生涯学習に関する世論調査」から文部科学省においてクロス統計結果等を分析した資料から抜粋。

年を重ねるごとに、夢を見たり挑戦したりすることに臆病になってしまう……ということもあるかもしれません。

けれど、楽しく仕事をしている人たちは、自分自身に限界を設けるようなことはしません

「それは難しい」「それは無理」だと、できない理由を並べることはせず、「どうしたら実現するか?」できる理由を常に考えています。

ポジティブな思考でいることで、ポジティブな結果を引き出しやすくしているのではないでしょうか。

仕事をもっと楽しもう

仕事に使命感を持っていることや、社会的に意義があると感じられる仕事をやることは、素晴らしいことです。仕事に意味を感じることで、やりがいにもつながります。

ただ、自分自身に無理を強いること、生活を犠牲にするような働き方には、くれぐれも気を付けてください。それでは、つらくなってしまうから。

私たちは、人から素晴らしいと言われるために、社会から認められるために仕事をしているわけではありません。

仕事には様々な側面があるので、すべてがハッピーというわけにはいかないかもしれません。

ただ、「仕事を楽しもう」と心の中で想うのは自由です。

もし、仕事がつらいものだと感じているなら、マインドセットを変えることから始めてみてはいかがでしょうか。


※本文でご紹介した日経WOMAN別冊「仕事が楽しい!100人のヒミツはこちら」

執筆者プロフィール
佐佐木 由美子

社会保険労務士、文筆家、MBA。グレース・パートナーズ株式会社代表。働き方、キャリア&マネー、社会保障等をテーマに経済メディアや専門誌など多数寄稿。

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